横乗りのウメさん/宅配4コマ その1

このページの漫画では宅配の横乗りとその周りの人たちを描いています。横乗りとはトラックの助手席に乗って業務の補助をする人のことです。(横乗りについてもう少し詳しいことはこれの前身漫画「横乗りのヌレさん」のページで書いていますので、ご興味のある方はお読みください。)

私はこの漫画を某運輸組合新聞に月1本ペースで連載しています。掲載後すこし経ってからこのサイトに載せています。あと組合新聞という媒体であるため、かなり内輪ウケを狙っているところがあります。それについての説明も特にはしませんし、場合によっては内輪ネタすぎてここに載せない(載せられない)ことがあります。

虚実織り交ぜております。フィクションだと思ってお読みください。登場人物が着ている制服も架空のものにしてあります。


横乗りのウメさん


宅配四コマ 天才と呼ばれる男
前作の横乗りのヌレさんからだいぶ絵柄が変わっていますが、これはデジタル絵にだいぶ慣れて色の塗り方で色々できるようになったからです。基本的な画力はほとんど変わっていません(残念)。タマという若手ドライバーが主役の回です。助手席に乗っているのがタイトルの横乗りのウメですが、この漫画の実質の主人公はドライバーのタマと、このあと出てくるこれまたドライバーのミーです。組合新聞4コマ→読者のほとんどがドライバーだからです。


宅配四コマ 横乗りのウメさん
人物紹介のためのウメ主役回ですが、ウメは傍観者(作品全体を見渡す役)という位置付けです。つまりほぼほぼ作者です。漫画なんで可愛く描いてますけどね。

オートロックのマンションでは内側から解錠してもらった場合でも一定時間が経過すると自動扉は閉じてしまいます。新人はそういうことも分からないところからスタートです…


宅配四コマ トキメキは突然に
ミーの回です。前の4コマの1コマ目にちょこっと出ているのもミ―です。ウメと女同士の方が面白いかもと思って女にしています。パートのドライバーも含め、女性ドライバーはうんと少ないですが皆無ではありません。
ミーは真面目さを出したかったので眼鏡にしています。髪型は作業のしやすい1つ結びだろうと思って描いたら、見た目が自分と被りました。作者も眼鏡で大体1つ結びですが、作者を投影しているのはウメの方です。

集合住宅にはこのように宅配ロッカーが設置されているところがあります。タッチパネルで操作するタイプのコインロッカーってありますよね、あんな感じです。
13年前(2007年)配達の仕事をするまでは、宅配ロッカーなるものを見たり触ったりしたことがありませんでしたが最近は増えましたね。

時間に追われているためか、ロッカー百烈拳するひとは結構いました。


宅配四コマ 僕が色々教えてあげる
ベースと呼ばれるとても大きな倉庫から、10tロングトラックで各センターに朝、昼、夕と荷物が運ばれて来ます。荷物はこの漫画に描かれているようにボックスパレットというキャスターの付いた金属カゴに入れられています。
皆さんのお宅にやってくる2tトラックや軽バンなどに積み込む前に、センターではボックスパレットから荷物を出し、各コースへの仕分けをしています。

でもこの漫画の主題はそこではない訳で……。
殿方の中には全方位に向けて「俺ってすごいだろ?」とアピールする方いますよね。もしかしてほとんどかしら。ちゃんと見ててあげないといけないのは正直面倒くさ ませんね。



宅配四コマ 繁忙期の奇跡
2019年夏に組合新聞に連載が決まったときに、これは絶対描くと決めていたブリキュアネタ。こういうぶっ飛んだネタを繁忙期にぶつけるのが好きで、温め続けてお歳暮繁忙期の12月に描きました。はじめはウメブリキュアにするつもりでしたが、ミ―の方が面白いかもと思ってやってみたら2コマ目の流れができてよかったですね。「女子プロみたい」は私が夫から実際に言われた台詞でもあります。


宅配四コマ 気短か
最後の主要人物マルさんの回です。前の4コマと前の前の4コマでちょこっと出てきましたが、こうやって順番に出していくのは面白いですね。マルさんにはベテラン数名の要素を入れています。

 次のウメさんはこちらに→新型コロナ自粛生活中に書いた漫画3つ

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