実録むすめ/4コマ漫画 4歳0ヵ月~4歳5か月

4歳0ヵ月「公園にて」


むすめには食事もおやつもちゃんと食べさせています。
アナログ原稿の中ではこれが一番気に入っています。このままの勢いで5人で藤の種も取りました。見た目はモロッコいんげんみたいなのでもしかしたら加熱していけるかと思いましたが、凄い匂いでした。花はあんなにいい匂いなのに。実を食べられないための自衛手段で臭いのかしら・・・?





4歳3月「あおむし」


このあと私もやったのですが、
「さなぎから出るときは羽は閉じたままだよ!」
と厳しく演技指導を受けました。開いて出てきてすみません・・・

今むすめは6歳ですが、もうすでにこの時点で育児が一番面白かった時期といえばこの時期なのではないかと思っています。児童心理学的に4歳は3歳や5歳のような大きな発達の段階がなく、比較的穏やかな時期だと言われています。
心理的に穏やかな時期だったためか、4歳のこの時期にむすめの知的好奇心が爆発します。
「よっちゃん、人間の骨がどれくらいの厚みがあるか知りたいの」
と言ったときには、これは大変だと思いました。ここできっちり向き合ってやらねばいかんと思ったのです。言語力の伸びが良い子だと思って親はそこで安心していたのですが、むすめはその更に先を行こうとしていたのです。4歳で!
「雲に触りたい」と言って友人宅の近くの山に登ると言ってきかなかったこともありました。

こんな適当な親からどうしてこんなむすめが出てきたのだろう、どう導いてやったらよいのだろうと悩みました。
名古屋大学出身の友人がいたので訊ねたところ
「その知的好奇心を社会的な方向に導いてやることが大切」
と言われました。ちゃんと働いて生きていけるようにしろと。確かに、その友人は頭が良すぎて浮世離れしてしまっているところがあったし自分でもそこを分かったいたのでしょう。うむ、金言。


骨の本を探しに県の図書館まで行きます。骨の本を見つけたあと、
「ほかに何か知りたいことはない?」
と訊くと、
「ちきゅう の なかみ」
と答えましたので、地核について載っている本も探します。


即物的な方向にも興味のあるむすめ・・・。宝石の本を抱えて帰宅します。

名古屋市科学館に行けば骨格標本があると思い行ったのですが、スクリーンに動く人骨が映し出されている展示はあったものの標本は無し。(館の方に訊いたら昔はあったとのこと)
科学館2階に恐竜の骨格標本があり、ここから娘は恐竜はまりしていきます。

4歳4か月「好きな恐竜」


保育園の本棚にトリケラトプスがあり、むすめにとって一番なじみがあったのがトリケラトプスだったのでした。
私は恐竜の骨の本でヒレ飾りの部分には骨があることを知りました。それまではなんとなく象の耳のようなイメージをしていました。





雰囲気変わって保育園の話。

4歳5か月「トリック オア トリート」


後日保育園の担任の先生にこのことを話したら「ええー!」と笑い崩れていたので、先生もこの言い間違いには気付いていなかった模様。周りの子が「おかしを くれないと いたずらするよ!」と言っている中で一人だけとんでもないことを言っていたんですね。
生き血なんて言葉をどこで覚えたのでしょう・・・。
それにしても最近の保育園はハロウィンなんてしてハイカラですね。母の私はいまだにハロウィンてよく分からないんですけれど。昭和の時代に戦中、戦前の皆さんが「クリスマスってよく分かんない」と言っていた気持ちが今はよく分かります。