ユッカ・グロリオサ


すこし温かい日があったから、大きい株の花も少し咲いた。

ユッカ・グロリオサ

園芸種で日本の植物ではない。誰かが植えたのか、防風林を植えたときに入れた土に根が混じっていたのかしたのかもしれない。中田島砂丘にかなりの数生えている。たぶん何年も前、十数年前かそれ以上前から生えていたのだろう。今まで冬に海に来たことがなかったので、この冬に初めてユッカに気がついたのだ。

ユッカ蜂という蜂が花粉を運んで受粉するらしいのだが、日本にはユッカ蜂がいないので実ができない。だが、地下茎でも増えることができる。
砂は柔らかいため地下茎を結構伸ばすことができる。なのでこの二株は地下で繋がっていると思われる。

このユッカ・グロリオサ、案外町中にも生えている。秋から冬にかけて花が咲くため、特に真冬に咲いているときは目につきやすいと思う。通っている楽器店のすぐそばにも生えていた。

だから、もうここに来れなくても、どこかでユッカを見ては思い出せる。

堤防を挟んで反対側は広場になっていて、5月の3、4、5日に行われる浜松まつりではここが凧揚げ会場になる。勇壮雄大、時々凧が落っこちてきて危険なのもまた良し。去年は娘と凧を見ることが出来て良かったな。

あまりお目にかかれないが、空気が澄んでいる日だとここから富士山が見える。そんなとき「ここは静岡県なんだな」と思う。

義母の看取りの少し前から、私は毎日少しずつ壊れてた。
義母の部屋がほぼ片付いたので、少しずつ戻していくつもり。