逆コード

現実を回すために、弾幕のように不必要な言葉を放ち続ける義母を理解することを諦めた※ ときに私が作った『諦め』という曲を、義母の葬儀も終わって落ち着き始めた今、見てみようと思う。

どっちみちこんな曲は呪物みたいなもんで弾くこともないが、今年のうちに振り返っておいたほうがよいだろう。

※後に理解に成功


まずこの曲はおかしい頻度で逆コードが出てくる(この曲ではコードBb)。これは作っている最中に「おかしいおかしい」と思いながら使っていた。

逆コードの知識を持っていることと実際に使うのは別。私は自分で滅多に使わないものをAメロ、A'メロでやたらと使っているし、Bメロでも出てくる。

しかし一転、Cメロは同主調への転調というベタな事をしたうえにメロディーも落ち着いている。

うーむ⋯⋯
これは⋯⋯

破綻してない⋯⋯!
曲として割と整っている⋯⋯

諦めて荒れてる曲じゃなくて、一旦諦める「決意」の曲だったみたいだ。


不安定さをAメロで“演出”、Cメロでは対比のために安定、繋ぎのBメロが危ういバランスで成り立っている。こうして見返すと、あの時まだ余裕あったんだな。

僅かに余裕はあったけど、こんな逆コードの出てくる精神状態を家族に直接向けたら危うかったかもしれない。これは圧力調整弁みたいな曲だったんだと思う。


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昔描いた漫画を描きなおしてみた

結局、このタイプの猫にした。脚を描くのが楽しい。

ipadだと手描き感が結構再現できるので、背景のほとんどをフリーハンドで描いてる。